ウォルマートが メタバース に参入: Robloxでサービスを開始

小売大手のウォルマートは、ゲームプラットフォーム「Roblox」で2つの新しいサービスを開始しました。ウォルマートはすでに昨年の12月末にメタバース関連の7つの商標を申請し、 メタバース への参入が噂されていましたが、Robloxでのサービス開始で、本格的な メタバース 事業が始まるかもしれません。

今回発表された声明によると、Walmartは、Walmart LandとWalmart’s Universe of Playと呼ばれる2つの空間を作りました。Walmart Landにはバーチャルグッズの店があり、Universe of Playにはさまざまなおもちゃの世界やゲームが含まれる予定です。

Walmart U.S.の最高マーケティング責任者であるWilliam White氏は、声明の中で、「Robloxは、メタバースにおいて最も急速に成長している最大のプラットフォームの一つであり、当社の利用客がそこで多くの時間を過ごしていることを知っています」と述べています。「そのため、私たちは、ワクワクするような新しく革新的な体験を生み出すことに注力しています。これは、利用客が生活するコミュニティですでに行っていることであり、現在は、利用客が遊ぶ仮想世界でも行っています。」とメタバース参入の理由を語っています。

参考文献:Walmart Dives Into Metaverse With Launches in Roblox

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

メタバース知財と法務について

このサイトは、メタバースやNFT、クリプトゲームという最先端の分野における知的財産や法律の話題をまとめたものです。情報源は主に英語圏の媒体をベースにしていますが、日本語で書かれているだけでなく、専門家でなくても理解できるように解説されているメタバースやNFT、クリプトゲームに興味のあるアーティスト・ビジネスマン向けのサイトです。より詳しく>>

追加記事

construction site
NFT

建設業におけるサステナビリティ:中古品の出所確認にブロックチェーンとNFTを活用

将来のさらなる中古の技術や商品、複合材料の再利用や転用は、より持続可能な建設産業を実現する上で重要な役割を果たします。しかし、中古品となると出所や状態などを検証するツールが必要になってきます。そこで、中古品の出所確認にブロックチェーンを活用する可能性を考察してみます。

もっと詳しく»
知的財産

メタバース 特許のトップはどんな企業?(ヒント:メタ社ではありません)

メタバース に関しては産業の明確な定義はまだないものの、特許データを見ると大手テクノロジー企業がメタバースの将来について明るい見通しを持っていることがわかりました。特にハードウェア系の特許を見ると、LGは2016年以降、メタバース特許の出願件数が最も多く、国別で見ると、出願した特許の57%は米国企業が占めていました。また全体では、特許の88%が米国、韓国、中国の企業によって提出されています。

もっと詳しく»
worry
知的財産

NFT と知的財産の盗難に注意

NFT の盗難は深刻な問題ですが、NFTに関する知財の盗難も注意が必要です。NFTプロジェクトを成功させるためには適切な盗難対策を行い、自社の知的財産の保護、自社のNFTによる他者の知財侵害の回避、アーティストやNFT発行者との知財も含めた包括的な契約など対応は多岐に渡ります。

もっと詳しく»